伊豆の温泉地に住めば自宅で温泉に入れる?

静岡  |

Tokko no yu / the oldest hot spring in Izu

静岡といえば、熱海・湯河原という温泉が有名なエリアがあります。日本には温泉が数多くあれども、全国的にも屈指の有名な温泉です。歴史も古く、共に万葉の世から知られた温泉街であり、歴史上の偉人達も数多く湯治に来ている場所になります。都内からも交通網が豊富でアクセス性にすぐれていることから、日帰りの旅行でも十分に楽しめると近年では更に人気を増しています。

さて、そんな日本人が大好きな温泉ですが、温泉街を訪れた際に「自宅のお風呂が温泉だったらなあ、温泉街に住めばそんな夢のような毎日が送れていいなあ」と考えたことはありませんか?これは、半分間違っていて、半分は正しいのです。というのも、勝手に自宅のお風呂に温泉を引くことはできないからです。温泉には温泉権というものが存在し、温泉法というものあります。あくまで源泉所有者(大体が地方自治体)のものであり、この温泉を利用するには権利を購入しなくてはいけないからです。ですから、温泉地に住んでさえいれば、蛇口をひねると勝手に温泉が出るわけでもありませんし、勝手に温泉を引いてきてしまっていいわけでもないのです。

ちなみに、次の手続きをすれば、自宅に温泉を引くことは可能です。まず、温泉権を購入します。場所によって価格は様々ですが一般的なところだと150万円~300万円と言われています。もちろん、有効期限ありのものになるため、更新時には50万円ぐらい払う必要があります。原則、維持費はかかるものと思ってください。さらに引き込み費用が15~30万円かかります。これは建物によって異なります。そして月々の費用が掛かります。温泉の仕様に当たっては、月額内で使用できる湯量は決まっており、 超過した分を重量で追加支払いします。大体ですが、個人宅での使用なら2万円前後ぐらいのようですよ。まあまあ掛かりますので、それなりに裕福なご家庭でないと維持は難しいでしょうね。よほど毎日の利用でなければ、温泉旅館などの施設に行った方がコスパはいいでしょうね。ご高齢の方であれば、ネオサミット湯河原のように温泉施設付きの熱海市内の有料老人ホームなどもあるのですが、まあ温泉に毎日好きな時に浸かって暮らしたいというのはそう簡単なものではないということです。温泉地の旅館に住み込みで働くのがベストかもしれませんね。

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